柏YEGの概要
柏商工会議所青年部
我々柏YEG(柏商工会議所青年部)は、商工会議所活動の一部として1979年にスタートいたしました。異業種交流の場は複数ある中、我々柏YEGは地域若手経済人に経営者としての成長の場を提供すべく様々に活動し続けています。毎月開催される例会、多岐にわたる委員会活動、そして事業活動そのすべてが資質の向上と人脈の拡大、地域への貢献を目的としております。
時代とともにビジネスの形も大きく変わり行く中、これからも我々柏YEGは伝統を守りつつ新たな価値観をいち早く取り入れ、自企業の発展とともに地域への貢献を続けてまいりたいと考えております。
YEG
「YEG」(若き企業家集団)とは商工会議所青年部の英語名 Young Entrepreneurs Groupの頭文字をとったもので、同時に商工会議所青年 部の持つコンセプト(若さ、情熱、広い視野)を持った経営者=Youth, Energy, Generalistを表している。
目的
- 商工業の振興を通じ、地域経済の発展に寄与する。
- 柏商工会議所の事業活動に青年層の意見を反映させる。
- 経営者としての人格・教養および経営能力を高める。
- 会員相互の啓発・親睦を図る。
会長所信
令和6年度 基本方針
「Face to Face」〜人と人との向き合いから創造する確かな絆〜
平成から令和への転換を迎えまもなく5年が経過、令和時代は新型コロナウィルスに大きく左右される年月でした。長期的なコロナ禍による影響、物価高の進行、類を見ない大規模な気候変動に加えて、経済格差といった数々の社会問題が後を絶ちません。我々経営者はこうした社会情勢の変化や社会問題に適切に対処し、決断を下し、行動を起こす必要があります。この45年続いてきた柏YEGには、人と人との絆によってこうした難題に力を合わせ乗り越えていく地力があります。今こそ新しい会員を迎え入れ、一致団結し組織力を高め、更なるスケールアップを図ります。これには全会員の意識を共有することが大切であり、日ごろからの交流が不可欠です。交流を通した組織力向上のためには皆様がまず柏YEGを知って楽しんでいただくことが第一です。これが令和9年度の関東ブロック大会の成功や、柏YEG50周年の意義がさらに高まっていくものと考えます。
本年度のスローガン「Face to Face」には、柏YEGでの交流の価値を高めるために、人と人とが顔を突き合わせようという思いを込めております。メンバー同士の交流が増え、活発な議論を交わし、研鑽を重ねることで、互いの想いを汲んだ確かな絆が生まれます。これら数々の絆によって、柏YEGの各例会事業、委員会活動は活性化され、個々のメンバーの資質が向上します。それが自企業の発展や地域の経済的発展へと昇華され、「『私』は柏YEGのメンバーである」というアイデンティティを築いていくことに繋がります。また、所属する委員会のメンバーであるという意識を会員の皆様は常に持ってください。柏YEGにおける活動の原点は委員会活動にあります。委員会活動で何かを作り上げるという過程がYEG活動の醍醐味です。雇用関係も委託関係もない経営者たちが集まり、議論を重ねて作り上げる事業や委員会運営は他では体感できません。一生懸命に活動することで多くのことを学ぶことができます。個人では実現できなかったこと、通常お会いすることのできない方との面会や交流の機会を委員会活動は与えてくれます。皆様の大きな経験となることでしょう。
任意団体である柏YEGに在籍する目的や意義はどこにあるのか、胸に手をあてて考えてみてください。この会に入会した目的は何でしたか?仲間作り、商売繁盛、己の研鑽、全てが正しいものです。それに加え、本年度は少し背伸びをして、例会と委員会への参加はもちろん、仲間が創り出す事業に1つでも多く参加してみてください。時には対外の交流事業にも一緒に参加しましょう。参加してみること、また実際に体験することで得られる学びが必ずあります。45歳卒業という限られた時間の中で、一歩踏み出すことによる成長を一緒に体感していきましょう。そして、その一歩を踏み出せる環境を皆様で作り、共に支えあっていきましょう。
最後になりますが、DX推進、ChatGPTなど世間は業務効率化の流れが重視されております。デジタル化は現代社会において確かに重要なことです。ですがここまで述べてきた通り、柏YEGには他では学ぶことのできないものが多数あります。アナログ全開な交流、Face to Faceの先には輝かしい未来が待っているものと確信しております。ぜひ共にその歩みを進め、その先の世界を見に行きましょう。
会長 西中 慶一
活動方針
1. 会員増強150人体制
会員が増えることは、柏YEGが実施する事業の可能性を広げる点で、そしてこの柏YEGの良さを外部に伝え広げる伝播性の拡大の点で必要です。向こう3年間でおよそ50名が卒業、現会員の半数が減少してしまう現状の打破は重点課題であると考えます。入会した後の休会者や退会者を防ぐため、入会者へのフォローも力を入れてまいります。
2. 柏YEGが中心になった地域団体との融合、交流
私たちは地域経済発展の支えとなるべく活動を行っております。同じ柏という街にもたくさんの団体があります。私たちの事業遂行は、他の団体との連係や協力を受けることによって事業効果を高めるので、他の団体との交流や横連携が今後必要です。団体としてのつながりによって、多くの人との出会いが皆様の成長にも繋がり、さらにはまち全体にもその効果を波及していきます。
3. 柏市または柏商工会議所への提言活動
商工会議所青年部は商工会議所活動の一翼を担っている団体であり、商工会議所の主たる活動の一つが政策提言活動です。自身のため、自企業のため、街のために声を発する政策提言活動は他人事ではなく、私たち青年世代だからこそ発することができる声が大事です。街が抱える課題に対する施策に、経営者としてのメリットを加味しつつ、我々の若い英知を込め、親会を通じてまたは親会に対しての提言活動を進めてまいります。
4. 交流を通した組織力向上
コロナ禍によって失われた交流の機会を取り戻し、我々が柏YEGに所属する意義、柏YEGをまずは知るという機会を通して、会の組織力を高めてまいります。これにより令和9年度の関東ブロック大会の成功、来る50周年にも花を添えられることになると考えます。本年より関東ブロック大会開催への準備も開始し、予算感、スケジュール感、開催場所等の調査研究を行い会員の皆様にも周知してまいります。
5. 経営知識の習得、個人の資質の向上、プロモーション
柏YEGは商売を行う人間が集まる組織です。自企業の経営は私たちの活動の基礎となります。経営に関する時代に沿った知識の習得、情勢に合った個人の資質の向上への取り組みを本年も全力で行います。物価高への対策、ジェンダーレス問題、男女共同参画といった時代に沿った学びや最新の情報を得る機会を設けます。そしてこうした活動を内外へ発信することにも力を入れ、柏YEGブランドを柏市、市民へと根付かせていきます。
6. 柏YEGだからできる交流活動
YEG活動は交流、Face to Faceの活動によって何倍もの威力を発揮します。本年も交流を中心とした事業を開催のうえ、その機会を作ってまいりますので積極的にご参加ください。その際には、時代に沿ったコンプライアンス、ハラスメント対策も踏まえて進めてまいります。柏YEGという組織がOB・OGの皆様から脈々と続いて来ていることに感謝を抱きながら、現役のみならずOB・OGの皆様との交流も大事にしてまいります。
柏商工会議所青年部中期ビジョン
ビジョン2024-2028
柏YEGが一丸となって 地域と繋がり 創造と実現が出来る団体となる
スローガン
ひとつなぎ〜今をつなぎ未来につなぐ〜
行動指針
「人と繋がる」: 会員同士の絆を深め、仲間を増やし、全員で一丸となろう。
目標:5年後に会員150人以上の達成!例会出席率90パーセント以上!
「地域と繋がる」: 柏市や地域団体と協力体制を構築し、地域社会への貢献と繋がりを強化しよう。
目標:毎年、柏市や地域団体等と係わる委員会の設置!提言書提出の実現に向かう!
「未来へ繋ぐ」: 50周年を迎える未来を見据え、明確なビジョンと目標を共有し、組織強化を促進しよう。
目標:毎年度末に進捗を共有、最終年度に検証・分析し、次代へ!
委員会紹介
Face to Face委員会
基本方針
当委員会では、今後の未来を見据え、柏YEGの結束力を確固たるものにすべく、組織全体の活性化を目指します。このため、コミュニケーションの円滑化や対話を通じて会員同士の交流を深め、研鑽を重ねることが重要であり、青年部活動の更なる活気ある環境づくりのため、例会への出席率向上と組織力強化に取り組みます。
事業計画
- 組織力を向上させる例会の開催
- Face to Face事業の開催
- 例会のAT回答の促進
- 次代を担うリーダーの発掘
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員
資質向上委員会
基本方針
無意識の差別”してませんか?持続可能な社会の実現のためには、人と人とが互いを理解し対等な関係を築き支え 合う事が求められます。そのためにジェンダーレスや男女共同参画といった時代のキーワードに向き合う事は、多様性を尊重し包括的な未来を築くために重要です。
当委員会ではジェンダーバイアスを解消する為に必要な知識や理解を深めると共に、自企業や青年部組織の発展にも寄与する「人」としての魅力や教養を向上させるような活動を行います。
事業計画
- ジェンダーへの理解を深める例会の開催
- YEG内でジェンダー平等の推進を図るための意識調査と検証
- 意識調査結果を基に課題の共有と意識の向上を目的とした例会または事業の開催
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員
会員委員会
基本方針
これから3年間で約50名が卒業を迎える中、会員減少は言うまでもなく、YEG活動の根幹そのものを揺るがす事態となります。交流、ビジネス、活動規模の拡大を実現し、影響力のある組織を構築するために150人態勢の単会を目指します。1人1人を大切にする会員増強を引き続き行い、目的意識と必要性を全会員へ呼びかけ、柏YEGにおいて当たり前の活動である会員増強の仕組みをルーティン化し、今後の安定的な増員に役立てられるよう邁進いたします。
事業計画
- ターゲットを絞ったオブザーバー誘致、リセプション
- オブザーバーを入会へ促進するための交流会などの開催
- オブザーバー、新会員向け相談窓口の設置
- 会員数の維持
- 他単会の成功事例を取入れた会員増強活動
- 150人達成の必要性を学ぶ例会の開催
- オブザーバーの紹介を全会員に要望
- OBOG交流会の開催
- 卒業式の開催
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員
地域交流委員会
基本方針
柏の街が活性化し、より良くなることは私たちが経営・事業を行っていく上で必要不可欠です。
そのため、若手経営者の集まりである柏YEGが中心となり、地域の街づくり団体や教育機関との交流を通じて街に魅力を生み出し、柏の街の活性化を目指します。
事業計画
- 柏YEGが中心となり柏を活性化させるための意見を交換できる会議体の形成
- 地域の街づくり団体や教育機関との会議体を用いた地域交流を学ぶ例会の開催
- 地域の街づくり団体や教育機関との交流を図る事業の開催
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員
広報委員会
基本方針
柏YEGの認知度と影響力を高めるため、SNSや新しい技術を活用して継続的に広報出来る方法を学び、柏YEGの熱さや魅力をYEGメンバー、柏市、若手経営者へと届くよう発信をする。
事業計画
- 継続的に広報活動し、効果を検証する例会・事業の実施
- ホームページ、SNSを使った、柏YEG内部や外部への広報活動
- オープンチャットとZOOMの管理と運用
- 広報はばたきの発行
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員
対外交流委員会
基本方針
今まで対外交流事業に参加したことのないメンバーが今後も積極的に参加したくなるような準備、アテンドを行うことにより、対外交流事業の素晴らしさ、面白さ、楽しさを感じて貰います。
参加することで、柏だけに留まらないビジネスチャンス、自単会に持ち帰り活かすことの出来る知識と経験、道中での会員間の交流が深まることを積極的に伝える1年にしていきます。
事業計画
- 対外交流に触れることの出来る例会の実施
- YEG全国サッカー大会、関東ブロック大会、全国会長研修会、全国大会の参加呼びかけ及びアテンド
- 県連事業、県連大会への参加呼びかけ及びアテンド
- 他単会の例会、事業への参加及びアテンド
- 令和9年度に柏市で行われる関東ブロック大会に向け、柏YEGの結束力を対外に示す活動
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員
提言委員会
基本方針
YEG活動を通じて社会貢献、地域貢献の一端を担っていくことは、会員一人ひとりが地域の一員としてこの街の未来を考えるきっかけとなり、豊かな地域社会の構築の礎となります。豊かで住みよい郷土を維持していくためには、この街の未来を見据え、地域の活性化に取り組んでいかなければなりません。
そのため柏の課題を調査研究し未来を見据えた地域の芽を育て、持続可能な街づくりを目指す提言活動を行います。
事業計画
- 今年度の提言活動を伝える例会の実施
- 提言活動に直結する事業の実施
- 柏市へ提言書の提出
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員
総務委員会
基本方針
「Face to Face」の実現に向けて、積極的に委員会間の連携とフォローを行います。また、たくさんの愛を注いで例会・事業を支え、組織のサポート役として必要な能力を高めながら組織運営に尽力します。
事業計画
- 規律とマナーのある例会及び総会の運営
- 会員手帳・会員名刺の作成
- AT講習会開催を含むエンジェルタッチ活用促進
- 柏商工会議所青年部規約の見直し
- 例会満足度調査及び調査結果の全体共有
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員
経営開発委員会
基本方針
日々変化する環境に応じた経営には柔軟な思考が必要で、そのためには交流を通じた多様な知識の習得が不可欠です。
当委員会では、柏YEGのネットワークを活かし、時代に沿った経営知識のアップデートを行いつつ、オープンな雰囲気を醸成してビジネスコミュニケーションが活発になることで、自企業の持続的発展につながる活動を行います。
事業計画
- 時代に沿った経営知識のアップデートにつながる例会・事業の開催
- 活発なビジネスコミュニケーションを促す例会・事業の開催
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員
親睦委員会
基本方針
我々は親睦を深めるためにメンバー、そして家族たちとも交流を図り、これまでの事業も参考にしながらYEG活動の楽しさを伝える例会・事業を開催します。
事業計画
- 家族と交流・親睦を図る例会の開催
- 以前の活動も参考にしてYEG活動の楽しさを伝える事業の開催
- 卒業生を送る会の開催
- 会員1人あたり、1人以上のオブザーバー動員