柏YEGの概要
■ 柏商工会議所青年部
我々柏YEG(柏商工会議所青年部)は、商工会議所活動の一部として1979年にスタートいたしました。異業種交流の場は複数ある中、我々柏YEGは地域若手経済人に経営者としての成長の場を提供すべく様々に活動し続けています。毎月開催される例会、多岐にわたる委員会活動、そして事業活動そのすべてが資質の向上と人脈の拡大、地域への貢献を目的としております。 時代とともにビジネスの形も大きく変わり行く中、これからも我々柏YEGは伝統を守りつつ新たな価値観をいち早く取り入れ、自企業の発展とともに地域への貢献を続けてまいりたいと考えております。■ YEG
「YEG」 (若き企業家集団)とは商工会議所青年部の英語名 Young Entrepreneurs Groupの頭文字をとったもので、同時に商工会議所青年 部の持つコンセプト(若さ、情熱、広い視野)を持った経営者=Youth, Energy, Generalistを表している。■ 目的
- 商工業の振興を通じ、地域経済の発展に寄与する。
- 柏商工会議所の事業活動に青年層の意見を反映させる。
- 経営者としての人格・教養および経営能力を高める。
- 会員相互の啓発・親睦を図る。
会長所信
柏商工会議所青年部 会長 小笠原 拓海
■ 令和5年度 基本方針
令和の時代に入り、我々が置かれている社会状況は大きく変化してきました。長く続くコロナ禍による影響に加えて円安、物価高やロシアによるウクライナ侵攻など、我々を取り巻く外部環境は非常に厳しいものであり、自企業の運営に苦労しているメンバ ーも少なくないのではないでしょうか。さらには DX、男女共同参画社会の推進、SDGs への取り組みなど、社会構造の大きな変化が物凄いスピードで進んでおります。 このように大きな時代の変革期の真っ只中である2023年、我々柏 YEG は創立45周年の節目を迎えます。これまでの柏 YEG の輝かしい歴史を創り上げてこられた先輩方への敬意と感謝を忘れず、柏 YEG の明るい未来へ想いをはせ、前年度に岡部会長が紡いでこられた「全員仲間」の素地を活かし、未来型思考のしなやかで強いバランス感覚に富んだ組織を作るため、情熱をもって革命を起こして参ります。 今この時にこの革命に取り組まねば、今後の柏の街に柏 YEG の確固たる存在感と地位を供し続けることが難しくなるのではないかと強い危機感を感じています。 この改革を柏YEG に所属するメンバー全員のために。全員の活躍の場を見いだし、帰属意識を醸成します。YEG での様々な役割にも積極的にチャレンジしようという姿勢を皆で生み出すことができるはずです。 活動できることに少しずつ参加することからで良いと思います。皆で力を合わせて委員会、事業、例会、さまざまなものごとを創り上げ、卒業まで全員が楽しんで誇りをもって所属できる会を作って参りましょう。難しいことではありません。普段我々は自企業の運営の中で社員や取引先との人間関係の構築を行い、力を合わせて事業を運営していると思います。YEG の活動を事業の運営を円滑に行う学びの一つであると捉え、メリハリを付けて真剣に参加すれば、必ずや得られるものがあるはずです。 全員で卒業するため、休会や退会をするメンバーを一人でも減らしたい。経営に資する立場である以上、良い状況のときも悪い状況のときもあります。その両局面で活用できる事業や例会、経営者としても一人の人間としても大切な素養や人間力を高め自己の研鑽にも繋がる活動を推進して参る所存です。 YEG 活動を通じ、良いときも辛いときも様々なことを語り合える人間関係を目指していきましょう。柏 YEG が経営者のライフラインの一つであればと常々思っており、時間は掛かるかもしれませんが、その様な仕組み作りも目指していきたいと考えております。
先述の通り、YEG 活動の根幹はやはり委員会活動と例会です。参加し、共に創り上げることで会員同士の相互理解と信頼が生まれ、先々の仕事や人脈形成にも大きなプラスになることでしょう。会員全員が貴重な経営資源から会費を捻出し、柏 YEG に所属しています。 そのことを改めて意識し、最大限の学びと自己研鑽、交流からたくさんのものを会得しましょう。強くしなやかな組織であり続けるために、YEG 活動、仕事、家庭、プライベートのバランスをそれぞれがしっかりと考え活動しましょう。会員全員が関わってこそ柏 YEG は成立します。活動を縮小、停滞させるということではありません。歩を止めることなく、メリハリを付けた活動が肝要であると考えます。バランスを逸して大事な仲間が離脱したり、活動ができなくなってしまっては本末転倒です。 また、YEG 活動ができるのは、社員、家族、周囲のたくさんの方々の理解と協力があってこそです。当たり前と思わず、感謝を忘れないようにしましょう。 2023年、45周年の節目の1年、全員で情熱をもって共に進んで参りましょう。
テーマ
『 情熱革命 』
スローガン
『 時代を感じ、次代へ想いを 』
■ 活動方針
45周年は柏 YEG の通過点であり、今後どのような未来図を描いていくのか。 どんな思いを持ったメンバーが今後の柏YEGを牽引していくのか。先々の明るい未来のため、今年度を様々な革命・改革の年度と位置付けたいと思います。
・組織革命
新たな役職の設置により、会の組織力とメンバーの力を実践的に強化する。より実践的に会の運営に関わる役に就くメンバーの母数を増やし、会長、副会長、委員長などの候補者をより多く輩出するための組織作りと運営を行う。
・意識革命
我々がYEG活動を行えるのは自社業、社員、家族、周囲の方々の協力と理解があってのことです。感謝を忘れず、経営者として一人の人間としても時代背景や世相を感じ取りバランス感覚とメリハリをつけてYEG活動に与しましょう。メンバーによっては、年度によっては特にYEG活動に力を入れなければならない年度もあると思いますし、そういった活動と経験は得難いものであると思いますし、自己の成長にも繋がります。しかしながら自企業や家族との関係性などに於いてアンバランスな状況に陥るとせっかく積極的に活動しているメンバーが息切れしてしまうなどの懸念もあります。そんな状況はメンバーのため、会が今後も末永く安定して続いていくためにも避けるべきであると考えます。入会した会員が全員卒業を迎えることができる会を目指します。ライフワークバランスを意識したYEG活動により、今まで理事経験の無かったメンバーや歴の浅いメンバーの今後理事などへ積極的にチャレンジしようという前向きな姿勢に繋がっていくと考えます。
・会員拡大の革命
具体的な施策に基づいた会員拡大の実施に取り組みます。また、新入会員は原則的に全員が初年度は会員委員会へ入り、1:1 から始まる孤立化を避けるケアと活動のサポートによって積極的なYEG活動への足掛かりとなる活動を行います。
・関連諸団体との関わり方の革命
行政、親会、街づくりを行う団体など様々な関連諸団体との関係性を成熟させ、共に柏の未来像を示すビジョンを掲げ取り組みます。関係各所との関係性の構築により提言の実効性が高まるものと考えます。また、柏の中での柏YEGの存在意義を高め、会員企業のメリットを生み出す活動を行う。
・年度の方向性やスケジュールを全体周知する革命
例年は理事向けにのみ役員候補者研修を行っていますが、普段から役員会などに参加していないメンバーへ今年度の会の方針や方向性、年間スケジュール、役員選考委員会の説明などを行う機会を設け、事業や例会、各種大会などへの参加をしやすくし、当事者意識を高めます。4月例会を正副常務理事で担当し、今年度を理解してもらえる機会を設けます。
・交流革命
今年度は会員拡大に成功している単会、組織作りに成功している単会、学ぶべき例会や事業、積極的に街づくりに参画している単会との年度を通じた交流を行い、他単会の良い部分を柏YEGの活動に大いに取り込む活動を行います。
・活動革命
今年度は役員会を毎回 21 時に終了することを目指します。延長も 22 時までとなるように凝縮し短縮することを目指します。その後の懇親会での交流や懇親も重要な活動の一つと位置付けており、21 時に役員会が終了すれば懇親会に参加できる方も増えるはずです。懇親会の中で更に人間関係が深くなり、ビジネスのヒントを得たり悩みを分かち合ったりする貴重な時間になることと思います。また、YEG活動に於いて人格否定や中傷は厳禁とします。否定的な意見も一つの意見ではありますが、否定だけに留まらずその後に必ず「〇〇すれば良くなる。」や「〇〇の部分を〇〇したらもっと良くなるのではないか。」という建設的かつ具体的な意見、発言を徹底し、皆の大事な時間を大切にしてマナーと相手への思いやりを持ったYEG活動の運営を行います。
・運営革命
DXや新しい技術などの導入による運営の効率化を図る活動を行います。今まで使っていなかった様々なツールなどの導入により、YEG活動がより円滑に効率化を図ることを目的とした活動を行います。
委員会紹介
■ 総務式典委員会
基本方針
今年度、柏YEGは45周年を迎えます。歴史を紡いでこられたOBOG方や、 関係諸団体の皆様へ感謝の意を込め、次世代へと繋げる為にも心に残る式典及び 祝賀会の開催・運営を行います。 また、会員一人一人が情熱的に且つ花めくYEG活動を行えるよう、規律とマ ナーがある例会及び総会の運営と共に、活動しやすい環境を整備する為に、会員 の意見を集約する相談窓口となる運営を行います。 笑顔溢れる明るく楽しい柏YEGの基礎として委員会活動を行って参ります。
事業計画
- 規律とマナーのある例会及び総会の運営
- 45周年記念式典・祝賀会の開催
- AT運用に関わる事項の実施
- 「仲間」同士の信頼関係を築く為の事業の開催
- 柏商工会議所青年部規約の見直し
- 各例会や事業などの積極的な情報発信活動
- 会員手帳・会員名刺の作成
- 満足度調査の実施及び調査結果の全体共有
- 会員の相談窓口となる意見箱の設置・運営
- 45周年に関わる事業への協力
■ 商売繁盛委員会
基本方針
我々は、社会状況や外部環境に左右されずに柔軟に対応していく経営者・企業 でなければなりません。そのためにも、選ばれ続ける魅力のある『人間』×『企業』 を目指す必要があります。自身や自企業の強みを再確認し、会員同士のビジネス コミュニケーションが活発となるような交流を実施し成長の促進へとつながるよ うな、例会・事業をおこないます。そして年間を通して、学びの場・交流の場となり、 商売繁盛(自身の成長、自企業の発展)につなげる活動を行います。
事業計画
- 商売繁盛につながる例会の開催
- 魅力のある人間・企業を培う事業の開催
- ビジネスコミュニケーションを促す事業の開催
- 45周年に関わる事業への協力
■ 地域活性交流委員会
基本方針
積極的な提言活動へと繋げられるよう、地域活性の旗印の下に関係諸団体と交 流を通じて強固な関係性を構築し、柏YEGの存在価値を上げる。
事業計画
- 地域活性するために柏の魅力を発信し、認知度と郷土愛を高める事業の開催
- 積極的な提言活動の基盤とするため、関係諸団体との交流を行う例会の開催
- 学校と柏YEGとの間に教育・スポーツ・文化の結びつきを作る活動の実施
- 45周年に関わる事業への協力
■ 会員委員会
基本方針
柏YEGに新たな資質を取り入れるため、メンバーへ会員拡大への意識の向上 を促し、新たな会員流入の取り組みを行い、メンバーの増強を図ります。そして 新入会員を積極的に引き立て、皆がYEG活動を公私共に活かし合える、財産と なるような仲間を目指します。
事業計画
- オリエンテーションの開催
- 新入会員・オブザーバーへのフォロー
- OB・OG交流会の開催
- 柏YEG説明会の開催
- メンバー全員が1名以上のオブザーバー動員への働きかけ
- 令和5年度オブザーバー動員アワードの開催
- 45周年に関わる事業への協力
■ 親睦委員会
基本方針
当委員会では、一、在籍年数、年齢の上下を問わない会員同士の親睦を図る。 一、家族や社員の青年部活動に関する理解・協力を深める。 一、情熱を胸にチャレンジ&達成を経て仲間意識を体現する。 上記の方針に沿った例会事業の開催を目指します。
事業計画
- 会員同士の親睦が深まる例会および事業の開催
- 家族や社員へ感謝の気持ちを込めた例会または事業の開催
- 45周年に関わる事業への協力
■ 広報・記念誌委員会
基本方針
45年続いている柏YEGブランドを維持、向上させることを目指します。そ の為に広報・記念誌委員会では、柏YEGに魅力を感じていただける情報を内外 に向けて発信し、特に会員拡大の一助となるよう活動していきます。そして、情 熱をもって次代に紡いでいく記念誌を作成いたします。
事業計画
- 45周年記念誌の発行・HPの掲載
- 自企業の発展に繋がるための例会の開催
- ホームページの改修・更新
- SNSの刷新・更新
- 広報誌はばたきの発行
- 45周年に関わる事業への協力
■ ネットワーク委員会
基本方針
我々を取り巻く環境は日々変化し、その流れを掴むためには、未来を見据え行 動することが必要不可欠です。そのためには、広い視野を持つことが重要であり、 それを得る方法の一つが出会いです。そこで、当委員会では、他単会と交流する 機会を設け、繋がりと多くの学びを得られる活動を行います。
事業計画
- 対外交流の魅力を伝える例会の開催
- 他単会交流会の開催
- 全国大会、全国会長研修会、関東ブロック大会、全国サッカー大会、全国ゴルフ大会への参加呼び掛け及びアテンド
- 県連大会、県連事業への参加呼び掛け及びアテンド
- 日本YEG、関東ブロックYEG事業への参加呼び掛け及びアテンド
- 45周年記念式典への参加呼び掛け
- 日本YEG役員会の設営
- 出向者活動の周知
- 45周年に関わる事業への協力
■ 45周年実行委員会
基本方針
次代の明るい柏YEGを創り上げていくため、45年間の輝かしい歴史を記念 し、関わってきた全ての方に敬意と感謝を忘れず「戮力協心」の精神をもって記 念事業を実施します。あわせて、組織内での意見を取りまとめ精査し、情熱をもっ てビジョンの策定をします。。
事業計画
- 周年記念事業の開催
- 柏YEG中期ビジョンの策定
- ACTIVE KASHIWA の振り返りと中期ビジョンの必要性を伝える例会の開催