柏YEGの概要
柏商工会議所青年部
我々柏YEG(柏商工会議所青年部)は、商工会議所活動の一部として1979年にスタートいたしました。異業種交流の場は複数ある中、我々柏YEGは地域若手経済人に経営者としての成長の場を提供すべく様々に活動し続けています。毎月開催される例会、多岐にわたる委員会活動、そして事業活動そのすべてが資質の向上と人脈の拡大、地域への貢献を目的としております。
時代とともにビジネスの形も大きく変わり行く中、これからも我々柏YEGは伝統を守りつつ新たな価値観をいち早く取り入れ、自企業の発展とともに地域への貢献を続けてまいりたいと考えております。
YEG
「YEG」 (若き企業家集団)とは商工会議所青年部の英語名 Young Entrepreneurs Groupの頭文字をとったもので、同時に商工会議所青年 部の持つコンセプト(若さ、情熱、広い視野)を持った経営者=Youth, Energy, Generalistを表している。
目的
- 商工業の振興を通じ、地域経済の発展に寄与する。
- 柏商工会議所の事業活動に青年層の意見を反映させる。
- 経営者としての人格・教養および経営能力を高める。
- 会員相互の啓発・親睦を図る。
会長所信
令和4年度 基本方針
今年度は「全員仲間」というスローガンのもと、柏YEGは全員仲間になった先に、思いを一つにして事業ができる団体へ成長します。思いを一つにして事業ができる団体になった後、私達に得られるものは何でしょうか。またその過程で私達に得られるものは何でしょうか。
私事で大変恐縮ですが、私は柏商工会議所青年部の歴代会長と比較し実力がないながらもこの素晴らしい職をお預かりすることになりました。振り返ってみると、YEGに入ってから多くの仲間が私を支えてくれ、多くの先輩方が私へたくさんの叱咤激励をしていただいた賜物だと確信しております。柏YEGに所属する意味を考えることもなく長い年月が過ぎましたが、この会の中で知り合う仲間と一生懸命活動していたら、この年齢からはあり得ないような親友と呼べる仲間がたくさんできました。自社のこと、人生のことで悩んだ時はたくさんの仲間が助けてくれて、様々な場面を乗り越えることができました。そんな仲間をみんなにも作ってほしい。これが、私の切なる願いです。
新型コロナにより青年部活動が制限され、対面で集まることができない長い時間を長く経験したことで、柏YEGという一つの組織のあり方が今まさに問われる局面にあります。柏YEGはただの集団ではなく「組織」です。「組織」であれば集団では達成できないことができます。組織を構築するにあたり、最も大事な要素は信頼できる仲間の存在です。信頼できる仲間づくりを通じて団結力を強め、組織が機能すれば魅力のある柏を作ることができ柏YEGがまちの中心となることも可能になると考えます。
自企業の視点から見ると、対個人だと取り扱ってくれない他団体や会社なども、対柏YEGだと取り扱ってくれることがあります。ここをビジネスチャンスの突破口とし、自企業の活性化を図ることも可能とさせてくれます。
会長として強烈な目標を設定する中で組織の強化を図ることも考えましたが、現状の中で一緒に挑もうとする人がどれくらいなのか、そう多くないと思います。まずは自企業と考えている方は多いのではないでしょうか。それは当然間違いではないですし、平時ではない今だからこそ尚更です。だからこそ柏YEG全員が仲間になるということを目標とし、そして思いを一つにして事業へ取り組める団体になっていきたいと思います。
今年度柏開催となる県連大会、来年度の45周年記念式典、5年後に控える関東ブロック大会、いずれ柏にもチャンスが来る全国大会、会長研修会。今年度の成果により今後の柏YEG活動は大きく変わっていきます。また組織作り仲間作りの経験や人脈は自企業にとって必ずプラスになるものです。しかしYEG活動を通じて信頼できる仲間ができ、そこで初めて仕事につながることがある団体であることも忘れてはなりません。
まずは、県連大会、45周年記念式典にむけ一致団結し、柏の意地をみせてやりましょう。組織づくり、仲間作りには飲み会だけでなく、委員会活動により一つのものをみんなで作り上げる過程が大事であり、そこに担当委員会以外のメンバーも協調する姿勢が大事です。各委員会には失敗を恐れず挑戦をしていただきたい、挑戦をしなければ並のことしかできません。一生懸命やった挑戦であれば必ず次につながります。それは自企業の繁栄にもつながるものです。
最後に、全員仲間になることを達成し、思いを一つにした結果、私達が得られるものを私達自身の目で見てみませんか。
会長 岡部 幹
スローガン
全員仲間
運営方針
1. 50、60歳になっても友達でいられる仲間作り
今年度は柏YEG全員が仲間になることを第一の目標とします。
その手法として積極的な各委員会活動と例会・事業の参加はもちろんのこと、困難な状況下でもメンバー同士の親睦を深める事業数を増やしたいという思いから親睦委員会を2つ設立し様々な角度から事業の企画を模索することとし、柏YEG45周年記念事業も見据えた仲間作りを通じた組織作りにも繋げていきます。
2. 地域団体との連携を通じた柏YEGのブランド力の自覚とアピール
柏YEGの知名度、ブランド力を発信するために、KASHIWAリレーマラソンへの協力や他団体との交流などの活動を積極的に行っていきます。そしてこれらの活動を通じて自然と提言が生まれ、我々青年経済人がなぜ地域のことまで考えなければならないのかの各々の答えが出ればと思います。
3. 新入会員にも有益な経営等に関する情報の発信
現在では当たり前になりつつあるSNS等を含めたITの活用をはじめとする、経営に関する有益な情報を継続的に発信することにより、既存のメンバーはもちろん、入会間もないメンバーにも柏YEGの価値を見出してもらいます。
4. 県連会長の応援と県連大会への協力
20年ぶりに柏より県連会長を輩出するにあたり、会一丸となって応援し、柏以外の単会との交流に興味を持つきっかけに繋げていきます。
5. 会員150名
次々年度以降も見据え、柏YEGらしさを失わない会員拡大・増強を行います。またYEGに入ればすぐ仕事につながるわけではなく、YEG活動を通じて信頼できる仲間ができ、そこで初めて仕事につながることがある団体であることを新入会員にもわかっていただけるよう努めます。会員拡大・増強の一環のため会員委員会メンバーによる各委員会出張を推進し各委員会の会員拡大・増強への協力要請強化を図ります。
6. 卒業生が楽しめる1年、卒業生から学べる1年
卒業を迎える先輩方に対しては一つの特別委員会を結成し、我々後輩たちに柏YEGのレジェンド達の背中を最後に見せてくれないかとお願いしました。卒業生委員会の事業や例会からの学び、親睦事業を通しより濃密な卒業生との交流を図っていただきます。
7. 柏YEGの伝統を大事に
出向し他単会と触れ初めてわかる例会出席率の高さや役員へのポジション争いなど今の柏YEGが他単会から一目おかれる伝統を大切にし、それを築き上げたOB・OGへの感謝と交流を行っていきます。
委員会紹介
広報・リサーチ委員会
基本方針
YEG活動で得られる経験や知識を内外にしっかりと伝える。併せてテクノロジー、公的な経済支援情報、社会経済関連等の話題のニュースや、例会・事業で得た知識の活用方法を仲間たちと共有し、柏YEGの魅力をより感じてもらう広報活動を実施する。
事業計画
-
ホームページ、SNSを使った、柏YEG内部や外部への広報活動
- ホームページ、Facebook、Instagramを利用した外部へのYEGとその活動の紹介
- オープンチャット、ATを使った内部への報告や情報の周知
- 動画配信、オープンチャット等を使い、話題のニュースや技術、有益な情報を発信する事業の実施
- ビジネス実績報告の実施
- オープンチャットの管理と運営
- YEG活動で得た知識をどの様に活用しているかを紹介する例会の開催
- 広報はばたきの発行
- ハイブリッド例会時の運営
- 年間5名のオブザーバーを紹介
総務委員会
基本方針
『全員仲間』となる組織作りの為に、どの様な局面でも規律とマナーを会員自らが認識し行動できる組織運営を行います。
事業計画
- 規律とマナーがある例会及び総会の運営
- 例会満足度調査の実施
- AT講習会の開催
- 青年部活動に於ける新型コロナウイルス感染防止対策
- 会員手帳・会員名刺の作成
- OB・OGとの交流事業の開催
- 年間5名のオブザーバーを紹介
45周年準備委員会
基本方針
柏YEGの偉大な先輩方が紡いできた伝統があるから私達は次年度45周年を迎えられます。次代の柏YEGへ継承するため、その伝統を振り返り、45周年へ向けて思いを一つにしていく活動を行います。
事業計画
- 45周年記念式典・記念事業の開催に向けた情報収集、計画策定
- これまでの活動を振り返る例会の開催
- 50周年ビジョンの考察
- 年間5名のオブザーバーを紹介
地域交流・活性委員会
基本方針
柏のまちを牽引していく柏YEGは、魅力ある自らのまちをつくるとともに、その中心的存在となる必要があります。そのために、柏の魅力をつくるブランド力の構築と発信の方法を学び、地域を巻き込み交流し活性化していくことで、まちに根差し、牽引する団体となるよう活動をおこないます。
事業計画
- 柏の魅力をつくるブランディングを学ぶ例会の開催
- 地域との交流から柏のまちを活性化する事業の開催
- 年間5名のオブザーバーを紹介
対外推進委員会
基本方針
対外交流は、自企業の発展や自己研鑽につながる大事な機会です。この対外交流の魅力を伝えることを通して、参加したことのないメンバーにもより積極的に参加してもらえるような活動を推進します。
事業計画
- 対外交流の魅力を伝える例会や事業の開催
- 全国大会、全国会長研修会、関東ブロック大会、全国サッカー大会への参加の呼びかけ及びアテンド
- 県連大会、県連事業への参加アテンド及び大会運営協力の呼びかけ
- 出向者活動の周知
- 他単会との例会や事業を通した交流
- 年間5名のオブザーバーを紹介
R45親睦特別委員会
基本方針
一、仲間とは!
一、親睦とは!
一、青年部とは!
この命題を卒業生として現役会員に伝授し、青年部活動において一片の悔い無く卒業するものとする!
事業計画
- 「仲間とは何か!」を伝授すべく事業を開催するものとする!
- 「親睦とは何か!」を伝授すべく事業を開催するものとする!
- 「青年部とは何か!」を伝授すべく例会を開催するものとする!
経営開発委員会
基本方針
長引く新型コロナウイルス禍において、それまでの企業の好業績が永遠に続くものではないということを多くの経営者に知らしめました。自企業が外的な環境変化に惑わされない力強さを備え、永く存続していくためには、広い視野を持って理想とする自企業の未来図を描き、時代の変化に柔軟に対応していくことが求められます。 当委員会では、柏YEGメンバーが自企業のことを再考し、力強い企業を作っていく上で役に立つ活動を行います。
事業計画
- 柏YEGメンバーが、自企業のことを再考し、力強い企業を作っていく上で役に立つ例会の開催
- 経営者として、自企業の理想とする未来を見据える力を養う事業の開催
- 年間5名のオブザーバーを紹介
資質向上委員会
基本方針
経営者の資質の一つとして、重要な局面で的確な判断ができることがあげられます。ところが、人間の判断は、無意識のうちに偏っていたり、外部から影響を受けたりします。そこで、経営上の判断に役立つ前提知識や視点を学ぶことにより、判断の精度を高め、もって青年経済人としての素質を養います。
事業計画
- 青年経済人が身に付けておくべき情報や着眼点を学ぶ例会・事業の開催
- 自分の判断の傾向や長所、短所について省みるきっかけとなる例会・事業の開催
- 年間5名のオブザーバーを紹介
会員委員会
基本方針
会員150名を達成します。その為に各委員会と積極的に連携を図っていく仕組みを構築し、柏YEG全体の会員拡大に対する意識の向上を図り、オブザーバーと新入会員のフォロー・ケアを徹底していき全員仲間となる環境を作り上げます。
事業計画
- 会員拡大に対する意識の向上を図る例会や事業等の実施
- オリエンテーションの実施
- 各委員会への担当配置による会員拡大
- オブザーバー参加状況の報告・確認・管理
親睦委員会
基本方針
Withコロナが生活の基本となる社会において、親睦の形も多様化している昨今。親睦委員会では感染防止対策をしっかり行った上で、対面を基本とした親睦活動を行い、信頼できる仲間づくり、柏YEGとしての組織力強化に資する例会・事業を適宜開催していきます。
事業計画
- 会員相互の絆が深まる例会・事業の開催
- 年間5名のオブザーバーを紹介
地域研究・提言委員会
基本方針
地域交流を通じて、柏の魅力を探求します。それを踏まえ魅力を再定義し、時代変化を捉えた新たな視点から柏の成長に繋がる提言活動をします。
事業計画
- 地域経済にとって新しいマーケットの気づきとなる提言活動を行います
- 地域交流し柏の魅力を探求し分析した結果を伝える事業、例会の開催
- 年間5名のオブザーバーを紹介