
7月10日、柏商工会議所にて経営開発委員会により7月例会が開催されました。
今回は商品の値上げの技術を学ぶ例会です。
まず有名企業での商品値上げの実例を取り上げ、成功例と誤算例を発表しました。
主な成功例としては、商品の品質を上げる等、付加価値を上げることです。対照的に誤算例としては、顧客に品物を提供する際のスピードを上げることです。その結果、雑になり品質が劣ってしまって顧客が離れてしまったことです。
またライバル店が値下げした場合の対応策として、値下げをすること以外の方法をわかりやすく寸劇で説明しました。
その例として、安売りにのならないで、品物自体の質を高めること。すなわちブランド化するといったことです。最初のうちは、品質を高めても認知度が低く、売れませんでしたが、試食会を開く等、商品の宣伝をすることによって認知度を高め、商品が売れていくといった話でした。
さらにその寸劇の例を元に、各々の会社に求められている顧客ニーズやそれに対する具体的なアイデアなどを業種ごとにディスカッションしました。
以上より、値上げをするにはその価格以上の付加価値を付けることが重要な要素の1つであるということを学びました。







