11月16日、柏商工会議所にて地域活性委員会の事業「ウイスキーを学ぼう!in ウイスキーのまち 柏」が開催されました。
今現在、NHK連続テレビ小説「マッサン」が高視聴率で放映中ということもあり沢山の受講者が集まりました。また、柏市長秋山浩保様も受講されました。この事業の話題性を感じ入ります。
今事業は2部構成となっており、1部はスコッチ文化研究所代表土屋守様による、「ウイスキー検定攻略セミナー」です。世界のウイスキーの6~7割はスコッチウイスキーであること。ウイスキーとは穀物を原料にしていること、蒸留しているもの、木の樽での熟成が必須であること等を講演されました。検定対策に限らず、普段飲んでいるウイスキーがこのような工程で創られていることを勉強でき、ウイスキーの魅力に惹かれる内容でした。
2部では、アサヒビール株式会社アンバサダーの本田雅之様による「柏とウイスキーの縁とは」と題した講演です。今現在、大好評のNHK連続テレビ小説「マッサン」の撮影裏話を聞くことでき興味深いお話でした。「マッサン」のモデルとなっているニッカウヰスキーの創業者「竹鶴正孝」がスコットランドに渡り、現地工場で書き記したノートが今や日本のウイスキーづくりのバイブルとなっているそうです。そのニッカウヰスキーが柏の地に工場を選んだ理由は①空気が澄み、良質の水があること②東京に比較的近く、交通の便がよいこと。であるそうです。
その後、「余市12年」「宮城峡12年」「竹鶴17」の3つのそれぞれのウイスキーの特徴の説明をされ、テイスティングを行いウイスキーを味わいました。
今回の事業はニッカウヰスキー柏工場があるということを活かした柏市の活性化に繋げていくという事業でありました。結果、沢山の市民の方に参加していただくことができ、歴史に残る事業となったと思います。