事業報告:柏の葉視察事業

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2月6日、柏の葉視察事業が開催されました。
三井不動産株式会社 玉置様による、『世界の未来像をつくる街 柏の葉スマートシティ』をテーマにしたプレゼンをしていただきました。内容は、「土地利用の歴史」、「まちづくりの枠組み(公民学の連携と住民参加)」、「まちづくりのコンセプト(課題解決モデル都市)」、「最先端街区(ゲートスクエア)」、「2030年ビジョン」、「モデル都市としての展開」でした。通常の都市は働く所と住む所が別々であるが、柏の葉は働く場と住む場をひとつにし、住んでいる人も合わせて化学反応させることにより、新しいものをつくる、「イノベーションキャンパス」つまり、大学のキャンパスのようなまちづくりをコンセプトにしていて、世界のモデル都市も目指しているスマートシティということでした。
続いて、TXアントプレナーパートナーズ(TEP)の後藤様によるプレゼンをしていただきました。TEPは、つくばエクスプレス沿線に集積する創業シーズを活かし、地域の大学、研究機関、行政、民間企業、個人支援者が連携し、地域に根差した創業支援の仕組みを目指し設立されたそうです。
TEPが支援したことによって、知名度が上がりまた、ネットワークを活かし大きな事業を獲得し、信用が信用を呼び大企業からの投資も獲得した企業の話がありました。そして、企業や個人が集まり交流を通じて新産業を生み出すクリエイティブなイノベーション拠点KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)の説明があり、実際に見学してきました。広々とした会議室やオープンスペースやカフェテラス、大判プリンターから3Dプリンタも置いてありと設備も充実しており、いいワークができる環境であると感じました。
見学が終わった後、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK) 三牧様に設立経緯と活動目的についてのプレゼンがありました。「次世代都市に向けたモデル的取組みの推進」、「学び合い、参加するコミュニティを育てる」、「質の高い空間デザインとマネジメントの推進」を主にされています。
東京大学の宋様による東京大学の柏の葉地域での取り組みの話では、「UDCKまちづくりスクールの手伝いや」、「地域問題解決のための取り組み、都市デザインと実践活動」、「地域住民や学生による空間デザインの実践」といった取り組みをお聞きしました。
これからは、柏市役所職員の方による取り組みのプレゼンがありました。
企画調整課では環境未来都市として国からの財源を確保できる取組、環境政策課ではカーボンオフセット事業の取組、商工振興課では柏の葉ビジネス観光としての取組、都市計画課では将来都市構造の取組、北部整理課では質の高い公共空間をつくるための制度手続きのお手伝い。といった各課の取組が聞かれました。
その後、各テーブル毎に街づくりについて等をテーマにしてディスカッションを行いました。各テーブル毎に有意義なディスカッションが行われ得るものがあり、この事を通して新たな人脈もでき、お互いに柏の街の将来に貢献できる『人の和』の構築の助力となった事業でした。

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